よくない出来事が立て続けに起こったり、理由もないのに心身ともに調子がおかしかったりするといった経験って、覚えがある人は多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、塩を使ったセルフ浄化のやり方です。
塩風呂の浄化作用
昔から、さまざまな場面で塩は活用されてきました。
お葬式のあとに塩を使って邪気を払いますし、神社などでも場を清める意味合いで使われています。
このように、塩は悪い影響から守ってくれる働きがあるんですね。
この効果を全身に取り入れられるのが、塩風呂になります。
塩を入れたお風呂に入ることで、日常生活で受けたマイナスエネルギーを払える効果に期待きるんですよ。
塩風呂の入り方
それでは、具体的な塩風呂の入り方を紹介していきますね。
塩を準備する
まずは、お風呂に入る前に塩の準備が必要です。
粗塩(精製されていないもの)や天然の岩塩を用意してください。
一般的に普及している食塩は、精製される過程でミネラルなどの栄養が除去されているため、浄化には不向きです。
そのため、塩は必ず粗塩や岩塩にしてくださいね。
岩塩となると少しお値段は高くなりますが、粗塩だとお手ごろ価格で購入できますよ。
たとえば「伯方の塩」という商品は有名ですが、こちらも粗塩です。
ゆっくり湯船につかる
使う塩の量は、約50g程度が適量になります。
特に疲れがひどいときなどは、塩をひとつかみくらい(100gほど)までなら大丈夫です。
お湯に塩を入れて、ゆっくりと湯船につかってください。
湯船に入ると、頭の先までドボンとつかります。そのまま数秒耐えられる人は、しばらくその状態を維持してください。
その理由は、髪の毛には邪気がたまりやすいからなんです。
頭の先まで塩風呂につかることで、浄化作用に期待できるでしょう。
ただ、湯船に髪の毛をつけるのは抵抗がある場合は、浴槽から出たあと、頭から塩入りのお湯をかけるようにしてみてくださいね。
湯船に入ったときは、肩まででも胸まででもいいので、落ち着けるところまでつかってゆっくりリラックスしましょう。
深呼吸して、自分が守られているようなイメージを持つのもおすすめですよ。
時間をかけて湯船につかるので、読書や音楽を聴くのも良いでしょう。
塩風呂は調子が良くなるまでは、毎日入っても大丈夫です。
不調が改善するまではしばらく続けて、体にたまった悪いエネルギーを追い出しましょう。
注意点
塩風呂には、いくつかの注意するべき点があります。
まず、追いだきはしないようにしてください。
塩を入れた状態でお湯をたくと、風呂釜や配管がさびてしまう可能性があるからです。
それからケガをしているときは、塩がしみて傷が悪化するかもしれません。
天然塩である岩塩を使う場合は、まれに石が入っていることがあります。
体や浴槽が傷つくかもしれないので、岩塩を使うときは、巾着や袋などに入れましょう。
また、塩で浄化したあとのお湯には、よくないものがたまっています。
塩風呂のあとは、すぐにお湯を捨てるべきなんです。
家族と一緒に住んでいる場合、あとで誰かが入らないように気をつけてください。
塩風呂のさまざまな効果
塩風呂には浄化だけでなく、身体面にも良い効果をもたらします。
健康効果
塩風呂は殺菌作用やデトックス、保湿の効用もあるんですよ。
塩の持つ発刊作用によって、体の毒素が落とされ肌の代謝が促されます。
そして体を芯から温めてくれるので、冷え性の人にもおすすめなんですね。
冷えからくる体調不良には、肩こりや関節痛など、さまざまな症状があります。
塩風呂によって、健康効果にも期待が持てるでしょう。
メンタル面にも
マイナスエネルギーは、外側だけからやってくるわけではありません。
自身の中にも、後ろ向きな思考や人を妬む気持ちなどがきっとあるはずです。
このような感情は、学校生活や社会人として生きているのなら、仕方がないでしょう。
自分のマイナスな気持ちが原因で、調子の悪さが体に出てしまうことも、ときにはあります。
悪い事が連続で起きる時は、周りだけのせいではなく、自分の波長がそれらを呼んでいる可能性も少なくはありません。自分自身の波長を変えるためにも、塩風呂は効果的だと言えるでしょう。
悩み事がある場合は「紙に悩みを書いて塩を包んで燃やす」というおまじないがあります。こちらも簡単にできるのでおすすめです。

まとめ
塩風呂は一時だけでなく、毎日継続しても問題ありません。そのうちスッキリとして、物事の考え方や捉え方がポジティブになっている自分に気づくはずです。
継続する事でプラス思考が精神に根付き、自分が変わる事で周りの環境も変わっていきます。
この「自分が変わる」ということはとても大事なことです。まず自分から変わらなければ何も起こりません。
さらに塩には浄化作用だけでなく、美肌や健康効果にも期待が出来ますので、ちょっと気分が沈んでいるときや調子が悪いことが続くときに試してみませんか。きっと体も心もスッキリと軽くなるでしょう。