開運グッズに必ずあるのがフクロウ、とくに金運アップに最適だとされています。中でもピカピカの金色の置物は風水的にも人気があるので、どこかで見たことがある方も多いと思います。
しかしふくろうって縁起が良いと言われていますが、一体どうしてなのでしょうか?
ふくろうの縁起が良い意味
日本では語呂合わせを気にする風習があります。受験生の前ではすべるや落ちるという言葉は禁句になっていますよね。ふくろうの縁起もこの語呂合わせが大きく関わっています。
ふくろうは漢字で書くと「不苦労」になり、苦労を背負い込まないという意味になることから、開運効果に期待できると信じられているのです。
他には「福籠」や「福老」という漢字もあります。
福籠は「福が籠もる」という意味があり、そのまま福がたくさん入った籠だから縁起が良いと言われています。「福老」は豊かに年齢を重ねていくことを意味します。
これだけ縁起が良い意味があると、とても開運効果に期待できるでしょうね。
ふくろうを象徴する神話
ふくろうには語呂合わせだけでなく、昔から伝わる伝承にも興味深いエピソードがあります。
ギリシャ神話の女神「アテネ」(アテーナーやアテナと表記されることもある)は知恵や芸術を司る神であり、その使いとされているのがフクロウです。
さらにアテネはローマ神話で知恵や英知を司る神「ミネルヴァ」と同一視されており、このミネルヴァの肩には梟が止まっています。
アテネもミネルヴァも英知の象徴として信仰されていることから、フクロウにも同じように知恵のイメージが伝わっています。
苦労知らずの意味と知恵を象徴するので、受験生のお守りにもピッタリでしょうね。
ふくろうの生態
フクロウは首がくるくる回ります。よく360度回ると言われていることもありますが、さすがに360度回転するのは生物として変です(笑)。
360度は回りませんが、限りなく首をくるくる回すことが出来ることから、「商売繁盛」や「お金に困らない」と言われています。
よく借金すると「首が回らなくなる」と表現されますが、首がくるくる回るフクロウの生態にあやかって、「お金に困って首が回らなくなることはない」という訳なのですね。
さらに夜でもよく見える目を持っていることから、「世間に明るい」とか「目先が利く」とも言われています。
そのため、商売繁盛のご利益にも期待出来ますね。商売人にとっても素敵なお守りになるでしょう。
まとめ
最近ではふくろうカフェの人気が高まっていますが、その姿かたちの可愛さだけでなく、縁起物としても愛されているのですね。
その縁起も語呂合わせだけでなく、言い伝えや生態からも開運に期待できるエピソードは興味深いと言えます。
開運効果に期待して、フクロウにちなんだグッズを持ってみてはいかがでしょうか。好運をもたらしてくれるかもしれませんよ^^