月の満ち欠けは人との関わりがとても深いです。中でも新月は新しい月が回り始めるので、この時に願い事をすると叶いやすくなると信じられています。
とくに女性だと恋愛についての願い事が多いでしょう。素敵な恋をしたいと思うのは誰でも同じこと。そんな風に感じているたくさんの方が、新月の願いを実践されています。
新月の願い事のやり方
まず紙とペンを用意し、新月の日と時刻をチェックしてください。恋愛のイメージカラーはピンクですので、紙やペンをピンクで用意するのもおすすめです。
新月の時刻から最低でも48時間以内に、願い事を紙に手書きしてください。できれば8時間以内が望ましいとされており、48時間を過ぎると新月のパワーが弱まるので叶いにくくなると言われています。
願い事は1つではなく最低2個、最大10個まで書く事ができます。願いが書けたらその紙には日付を書いて保管してください。
「新月の願い事」をスピリチュアル業界に定着させたのは、ジャン・スピラーという方が出された「〔魂の願い〕新月のソウルメイキング」という書籍になります。
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本には書き方のポイントや注意点などが詳しく書かれていますので、一度読んでみると「新月の願い事」に関する知識も深まるでしょう。
願い事の書き方
願い事は、例えば「〇〇くんが私を好きになりますように」という書き方ではなく、あくまでも自分が主体となるように書いてください。
- 私は自分磨きをして美しくなり、〇〇さんから告白されました。
- 私は〇〇さんが振り向いてくれるような魅力的な女性になりました。
- 私は素敵な人と出会い、毎日楽しくデートをしています。
- 私は会社で〇〇さんと同じチームになり親しくなることができました。
- 私は〇〇さんと同じ趣味を共有するようになり親密さが増しました。
上記のように現在形や完了型で書くのが望ましいでしょう。
また、否定的な文言は使わないようにしてください。
- ×私には悪いことは起きません。
- ○私には良い事がたくさん起きます。
相手が不幸になるような願い事もできません。双方が幸せになれるような事柄を書くのがポイントです。
どんな言葉がいいのか分からない場合は、とにかく書いてみてください。そのうち自分にしっくりくる書き方が見つかります。
また、願いの前に言葉を足してみたりするのもオススメです。例えば、「楽々と私は憧れの○○さんとランチに行くことができました」など。
- あっという間に~
- 簡単に~
- スムーズに~
- 楽々と~
これらの言葉を願いの前に付け足すことで、書いていて楽しくなるのでぜひ試してみてください。
守るべきポイント
書くだけだったら簡単なのですが、守らなければならない注意ポイントがあります。
まずは新月になる前に書いてしまう事です。これはタブーですので、必ず新月の時刻を過ぎてから書いてください。
もうひとつ注意しなければならない事があり、それは月のボイドタイムです。
月は他の惑星の反射を通して地球へパワーを送っているのですが、角度によって惑星の力が届かない時間帯があり、これをボイドタイムと言います。
この時間帯に願い事を書き出すのはやめておいて、ボイドタイムが過ぎてから書くようにしましょう。
本当の願いへ導く
新月の願い事はただ願うだけで叶うのではなく、自分自身を見つめる良い機会にもなります。すぐ叶う願いもあれば、なかなか叶わない願いもあるでしょう。
なかなか叶わない場合は、自分の気持ちの中で願いに対して、なんらかの壁が出来てしまっている可能性があります。
素敵な人に出会いたいと願っても、自分にはそんな人現れないと強く思い込んでしまっていたとしたら、その願いを叶えるためにまず自分の心の壁を打ち砕く経験が必要になります。
素直に願えるようになるまでに、塩まじないで悩みを消え去ってしまうのもおすすめです。
また、潜在意識をクリーニングすることで願いが叶いやすくなります。そのため、オポノポノを実践するのも効果的です。
まとめ
新月の願い事の書き方には注意点やポイントがあります。ただ闇雲に書けば良いというものでもありません。
新月の時間帯をチェックして、ボイドタイムを避けて書く、そして本当の自分の願いを導き出すのです。
自分の内面を向き合うことができれば、きっとその時は新月のパワーを上手く活用して素敵な恋愛ができるでしょう。