松原タニシさんは事故物件住みます芸人として知られており、怪談の語り部としても活動されています。
事故が起こった部屋にわざわざ住むなんてとても怖いですが、一体どんな現象が起こっているのかも興味がありますね。
それでは松原タニシさんが遭遇した怪異をまとめてみました。
松原タニシさんと事故物件
そもそもどうして松原さんが事故物件住みます芸人になったのかと言えば、彼が所属する松竹芸能の先輩である北野誠さんが中心となって行われている、「おまえら行くな」という心霊現象をガチロケするシリーズが発端となっています。
おまえら行くなシリーズ
このシリーズでは北野誠さんを団長として、若手の芸人さんや心霊関係の方、怪談収集家さんたちが「心霊探偵団」となり、様々な心霊スポットを巡っています。
映像や書籍として、様々な媒体で心霊に関する検証や怪談を行っているので、知っている方も多いと思います。
稲川淳二さんの「恐怖の現場シリーズ」と似たような雰囲気ですね。
しかし北野さんの方はあまり若い女性タレントさんは出てこないので、その辺はちゃんと稲川さんと被らないように区切りを付けているのかも知れません。
このシリーズで松原タニシさんは事故物件に住み、心霊現象を映像に納めることでギャラが発生するそうです。DVDではスタッフさんに「完全歩合制だから!」と言われていました(笑)。
番組の企画の一環として始めたのがきっかけという訳です。
北野さんが心霊ロケを行ったあとに、「松原タニシのパラノーマル日記」として、事故物件で過ごしている松原さんの様子が映されています。
排水溝から女性の髪の毛が!?
松原さんはある事故物件に住み始めてから、ずっとお風呂場の排水溝が詰まっていることを不思議に感じます。
そこで後輩と撮影しながら排水溝に割り箸を突っ込んで掻き回すと、なんと長い黒髪がごっそり出てきたのです。
しかもその場面を撮影中に映像が途切れてしまうハプニングが起こり、さらにデータも消失してしまいます。
その後スタッフに連絡して、途切れる前の映像が少し残っていたので、その問題の髪の毛が映された場面を見せて状況を説明しますが、スタッフから「その髪の毛は?」と聞かれ、「捨てましたよ、そんなもん」と答えると、烈火のごとく怒られます。
心霊現象を撮影しようとしているのに、せっかくの証拠を捨てるなんて何事だ! とマジ怒りのご様子。
でも松原さんは「気持ち悪いから捨てるに決まってるじゃないですか!」と反撃しますが、逆にさらに怒られる始末です。
この場面では、心霊番組スタッフの恐ろしさを垣間見た気がしました(笑)。
そんな怖ろしい物体をどうするのかと聞けば、DNA鑑定とかに出すとか言っていたのですが、本気でしょうか^^;
オーブが激しく動く!
松原さんが住む事故物件の部屋の様子を赤外線カメラで撮影すると、オーブが飛び交っています。
しかもゆっくりではなく右から左へぴゅーんっと、上から下へびゅんびゅん素早く動き、さらに一反木綿のようなピラピラした白いものが揺らいでいたこともありました。
この一反木綿が撮影された日に、なんと松原さんは家を出てすぐひき逃げにあったそうです。
幸いケガはなかったみたいですが、この現象が起こった当日に不幸に合ったことは偶然だったのでしょうか。
ちなみに北野誠さん率いる心霊探偵団の一行が訪れ、「ここマジでやばいぞ」と言われていました。その点について、松原さんはブログで「あなたが住まわせてるんですよ!」と突っ込んでいましたが(笑)
ちなみにブログは2013年から更新されていません。
実際はどう思っているの?
パラノーマル日記を見ていると、後輩とお化けの格好をして事故物件でこっくりさんをやったり、その部屋で起こったと言われる凄惨な事件の再現をしたりと、かなり不謹慎なことを繰り返しているようですが、実際のところご本人はどう思っているのでしょうか。
その答えはこちらの動画で語られています。
松原さんいわく、心霊をやることで喜ぶ人がいるということは、やる意味があるんじゃないかとおっしゃっていますので、しばらくはこの生活を続けていかれるのでしょうね。
いくら芸人さんといえども、こんな風に事故物件を渡り歩いていることで、なんらかの怖ろしい現象に合ったり、もしかしてあっちの世界へ連れて行かれてしまったりするのではないかと、見ている方はヒヤヒヤします。
書籍がベストセラーに!
「おまえら行くな」シリーズから事故物件に住み続け、新しいジャンルの芸人枠を開拓している松原タニシさんですが、今までの活動に纏わるエピソードをまとめた書籍を出版されました。
タイトルは「事故物件怪談 恐い間取り」。文字通り、自分が住んできた事故物件の間取りと恐い話が紹介されています。
間取りと一緒に体験談を紹介して、事故物件以外でも経験したり収集したりした話を掲載しているスタイルです。
2018年7月の発売から何度も重版になり、怪談本では異例のヒットを飛ばしています。
一般人には馴染みのない事故物件のリアルな現場が垣間見える内容であり、さらに間取り図があることから、不動産の間取りを見るのが好きな人にもおすすめですね^^
しかし内容はしっかり恐くなっていますので、夜中に読むとかなり恐ろしい思いをするでしょう。
怪談好きも満足できるほど濃い内容になっていますし、怪談初心者にとっても読みやすいと感じます。
まとめ
事故物件住みます芸人の松原タニシさんは、北野誠さんの番組「おまえら行くなシリーズ」企画の一環として心霊関係の活動を始めました。
心霊の仕事にやりがいを感じているようですので、もうしばらくは事故物件を渡り歩くようです。
見ている側は、怖い目に合わないようにひたすら祈るのみになりますね。どうか無事に過ごし続けてください。
恐い間取り、3刷決定です。
ありがとうございます!恐い! pic.twitter.com/wed3MyDKYx? 松原タニシ (@tanishisuki) 2018年7月9日