ハーブの専門店も目立ってきている昨今、オシャレな雰囲気を楽しめるハーブティーだけでなく、そのハーブの効果にも注目が集まっています。
元々ハーブは薬草として扱われ、さらには魔術やおまじないに活用されてきました。そして霊的感覚を研ぎ澄ませることが出来るとされているのがシナモンです。
シナモンで霊感が研ぎ澄まされる?
クスノキ科の常緑樹の樹皮から作られた香辛料をシナモンと言い、独特の芳香が特徴です。この香りが原因で苦手だと感じている方もいるのではないでしょうか。好き嫌いが別れる味と香りですね。
漢方だと桂皮(けいひ)と呼ばれ、スパイスやハーブとして様々な用途があります。
主な効能は、老化防止や血行不良改善、冷え性やむくみ。Tie2(タイツー)という、細胞を活性化してくれる成分のおかげで血管を若返らせる効果にも期待できます。
そして魔術的に考えるシナモンは、霊性を高めたり、保護やヒーリング効果があると言われているのです。
ミイラの防腐にもシナモンが使われていたことからかなり歴史があるハーブになります。また、シナモンの木から作られたワンド(魔法の杖)があることからも、何かしらの魔術的要素を持ち合わせているのだと感じます。
ハーブ魔術の世界
女性なら少女だった時代に、おまじないに親しんだことがある方も多いと思います。
女の子向けの雑誌では、時々おまじない特集が組まれていたりしました。「恋を叶えるおまじない」とか「キレイになれる魔法」なんてタイトルがあり、そんなページを必死に読んでいました。
そしておまじないにはラベンダーやローズといった、ハーブを必要とすることが多かったと記憶しています。
ローズの葉を浮かべたミネラルウォーターを一晩月に照らしたあとに飲むと美人になるとか、こんな内容のおまじないを聞いたことがあるのではないでしょうか。
魔術の世界でもハーブは必要とされています。願望を叶えるためや保護を目的として持ち歩いたり身に付けたり、部屋に飾ったりして活用します。アロマテラピーも香りによる魔術だと言えます。
このようにハーブは、おまじないや魔術の世界では重要なアイテムなのです。
ある映画でのエピソード
三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」という映画があります。
三流弁護士(深津絵里さん)が落武者の幽霊(西田敏行)を、裁判で証言させようと奮闘するするコメディです。とても面白くて、でも最後は心がほっこりして泣かせるようなストーリーになっています。
この映画の中で、幽霊が見える人の共通点として、シナモンが好きだということが言われています。ただし、映画の中だけの設定かもしれません。
しかし実際にシナモンで霊性が向上できると魔術の世界では言われていることから、もしかして三谷監督はシナモンが霊的になんらかの作用があるとどこかで読んでいたのかもしれませんね。
まとめ
シナモンは霊性を向上させる効果があると言われています。そのため、もしかして霊感が研ぎ澄まされる可能性があるかもしれません。
しかし、シナモン自体の効能も、老化防止や冷え性改善など、女性には嬉しい効果がたくさんあります。美容や健康、癒しや魔術など、幅広く活用されているのですね。
シナモンはスパイスや漢方、またはアロマオイルやお香がありますので、苦手な方は挑戦してみてはいかがでしょうか。